動画の沼に手を出す
おはこんばんちは。
でっちうです。
おはこんばんちはってDr.スランプのアニメ版エンディングが起源なんすよ。これ以前書いた気がするけど。昔よく観てたね。私はね。単行本も繰り返し読んでたなあ。
鳥山明の描くメカって可愛くデフォルメされていますが、機械の特徴をよく掴んでいて、純粋にメカとしての魅力を凝縮したようなオリジナルのデザインを作り上げるのは彼は非常に得意で、、、云々。
ちなみに父は山吹みどり先生が大好きだった。今となってはボクもみどり先生が好き。
・・・何の話だ。
閑話休題。
さて本題に入ります。
先立って準備していた録音機器
川崎で散歩した夜の事。当該エントリーでも言及していますが、iPhone用の外部マイクを購入しました。
ZOOM iQ7ってやつ。どうも専用ソフトウェアのiOSのバージョンによる相性はあるようです。私も謎エラーにハマった一人。
WAVでアップロードできない。いやしかし、データの軽さも大事。ということで少し格闘した結果、AAC形式でSoundCloudにアップロードして、PCでローカルにDLできることはわかった。第1段階として、それを音声素材として使用することにしました。いきなり質に拘りまくるにはカネも時間もかかるので、取っ掛かりとしてはiPhoneの内部マイクよりも音質が良ければそれで良し。ハードルは徐々に越えていこう。
で、とりあえずステレオでの録音はできるようになった。19世紀後半みたいな技術レベル(適当)。
音もまあまあ、自分で準備した素材としては聴けるレベル。
じゃあ、
じゃあ、ですよ。
動画と組み合わせたくなるじゃん?
機械は役割分担がハッキリしています。餅は餅屋。
得意分野が違う部品を組み合わせて総合的に性能の良いメカは出来上がるのです。あたり前田のクラッカー。
どうせ市販のカメラ内臓のマイクなんてたかが知れているわけだから、音源も単独で見れば大した事のないレベルでも、組み合わせれば一気にクオリティ昇華!・・・するか知らんけど、素人なりに作業としてやってみたい。し、どう考えても楽しい。
で、身近な音源+動画素材って何があるかなあ、と考えたら、容易に見つかります。
コイツに付けよう。つまり耐候性等も兼ね備え、かつコンパクトで拡張性の高いカメラが欲しくなってきました。
となれば。
となればですよ。
カメラ買おう、って話。
購入編
めんどくさい手続きとか超絶嫌いなので、まず何をするにも躊躇うわけですが、物を買うならポチるだけ。(自分の中での)話が早くて毎度助かります。
「これは浪費ではない。生産的活動への建設的投資である。」
そう言い聞かせましょう。
アクションカムの出番です。
アクションカムって色々ありますが、購入のし易さ、マウントを含めたアフターパーツの豊富さ、性能はもちろん、中古で出回る弾数を考慮すると、今なおコイツ一強かと思われます。
じゃ、ターゲットは決まった。ただ用途として雑に扱うのが見えているため、最新型を新品で買うのもなんだかハードルが高いなあ・・・とか思うんですよね。
中古だったら、前のオーナーがシステム丸ごと手放すパターンもあるため、周辺機器までセットで安く可能性があります。また、型落ちも出回るため探すのが容易です。
しばらく近所のハードオフ等を見て回ったものの、少し店頭に並ぶモデルは古すぎるかなあ・・・という印象。GoProだったら、2019年3月現在、HERO5~6あたりを狙いたい気がする。
じゃ、、、。
ヤフオクでポチっと。GoPro HERO6ゲット!
私の使いそうな機能に絞って特徴を挙げると、
★(動画)4K 60 fpsでの記録可能
★(動画)Full HD 240, 60, 30, 24 fpsで記録可能
★(動画)結構手ブレ補正は強力らしい
★(動画・静止画)タイムラプス記録可
★(静止画)15mm fisheye相当の超広角での撮影が可
最後の項目は実は購入の動機として大きかったりします。望遠で撮りたいだとか、ただの広角で撮りたい、という時には大人しく一眼レフカメラを持ち出す人種としては、100gちょっとの筐体で超広角撮影できる、というのが非常に面白く思えました。
魚眼持ってないしね。
加えて、とにかくこのコンパクトさは非常に便利です。カメラを持ち歩く気が無い日でも、ポケットに突っ込んで出かけることができる。
手軽さは武器。
バイクへの取り付けは結構困難
早速バイクにマウントしようとしたものの、ZX-6Rはフルカウル、加えて腐ってもSSということで、とにかくハンドル周りにスペースがありません。
スマートフォンのマウント用にタンク共締めのステーとホルダーは取り付けているため、とりあえず第一弾はコイツを利用することにしました。
ちなみにステーの余った左側に取り付けようとすると、手持ちのマウントではモロに干渉するため不可・・・
余った三脚のクイックシューをスマホホルダーで思い切り締め付け、上から養生テープでグルグル巻にします(笑)
残るは音声別撮りのためのiPhone + iQ7。
カウルがあるとはいえ、少しでも風を避けられる場所は・・・排気音とエンジン音、周囲の環境音をバランス良く録音するとしたら、タンクの上、かつ風切り音低減のため、マイクをウインドスクリーン的な何かで囲った状態で置くのががベストでは?ということで、給油口の前方に設置しようと思います。
が、こんなところに都合よくiPhoneを取り付けることは手持ちの機材ではキビシイ・・・
じゃあどうするか?
アイツの出番です。
モノに関わる漢たちの強い味方。これで解決。とりあえず脱落しなければ迷惑はかけない。
実際に走ってみた
交通量の減る時間帯、そこそこ明るく画にもなる場所。渋滞とかほんと勘弁。全力で回避。
というわけで、選ばれたステージはみなとみらい。ひたすら走り回ってみました。
編集について
結果から先に載せてしまいましたが、ざっくりワークフローは
(1) GoPro側の音声を完全に切る。FHDで60 fps記録。
(2) iPhone別撮りの音声を動悸させて被せる。
(3) フラット色調で撮影したため、適当にカラーグレーディング。写真は普段RAW撮影しているため情報量が豊富で扱いやすいですが、GoProソースの動画で思ったように色を出すのは難しいのね・・・
(4) 一旦出力
(5) 不要なパートをカット
(6) トランジション追加
(7) 出力
編集にはDaVinci Resolveを使用しました。フリー版でも切った貼ったの作業程度には十分です。そのうちStudioを買うんだろうか。現在メインPCはケチケチ組んだi7-6700kを4.4 GHzにOCして(これ以上はブルスク吐きまくるので自粛)使用していますが、FHD 60 fpsでもレンダリングに結構時間がかかりました。動画そのものの時間とレンダリング時間がトントンという感じ。普段は24か30 fpsで良いかもしれません。
しかし、残念ながら想定していた以上に風切り音を拾ってしまっています。更に素人が何となく、いきなり自己流で編集してしまっているため、この辺の勉強は本当に必要。
ただまあ、何となく家でお酒を飲みながらワクワクして見る程度にはなった・・・かもしれない。自己満足の世界かもなあ・・・
ちなみに。
私がトークする予定は一切ございません
悪しからずご了承くださいませ。
総括
★アクションカメラ結構楽しい
★小型で気軽なのは超便利。
★電池持ち悪過ぎ。仕方がない。
★調子に乗るとストレージが死ぬ
★PCのスペックが圧倒的に足りない
★出掛けたい思いが加速する
昼間の動画も撮りたい!
以上動画第一弾物語でした。
実は小型で気軽という部分は思わぬ収穫をもたらしていて、通常一眼レフカメラが入りえない場所からの視点を日常的に想像するようになりました。靴底の気分になったり、ドアノブの気分になったり、クルマのハンドルの気分になったりします。今日はすき家で牛丼を食べていて、箸の先端の気分になりました。
何言ってんだコイツって思うでしょ。
超楽しいからね???パクるなよ??
以上!またお会いしましょう。