平成最後の長野キャンプ
おはこんばんちは。
でっちうでございます。
2019年5月。令和の時代へと突入しました。
既に令和ベビーも誕生しているようですし、「えー平成生まれとかキモーい」などという暴言に堪える心の準備は万端です。
今回の目的
春だ!キャンプ行くぞ!
というわけで、今回は平成生まれによる平成最後のキャンプということで、4月28日-30日の3日間、長野県へ行って参りました。今回はとある実験も兼ねております。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
・ちゃいこ
・yko(何と読んだら良いかわからない)
・花本パイセン
以上だ!
じゃ、詳細行きましょうかね。
一日目(April 28th, 2019)
今回は珍しく、朝方の行動開始です。
28日の朝6時に神奈川県某所を出発予定ですが、集合場所まで1時間程度かかります。逆算すれば4時半くらいに家を出れば良いのですが、精神年齢が5歳でストップしているため、遠足が楽しみすぎる5歳児は2時半頃には覚醒してしまいました。
案の定早く集合場所へ到着したため、近くに住む同行者たちを電話で叩き起こしました。反省はしていない。
そしてこれは出発前に気づくべきだったのですが、トランクルームに置いたウーファーが邪魔!クルマに荷物が載らないことが判明し、慌てて降ろし合流しました。
しばらく下道を走り、国立府中ICから中央道へ。いきなり渋滞に捕まりマジ卍。しかしながら常に誰かが喋っているので気が紛れました。
初めて府中に行って知ったのですが、結構田舎なんですね。東京も少し西に行くと住みやすそうだなと。要は広くて人が少なければOKなので、あの雰囲気は良い感じです。知らんかった。
大月JCTも直進、途中、双葉SAで少し休憩。諏訪ICで降りて、茅野の「オギノ」なるスーパーで買い出しをしました。お菓子売りのオッチャンがよく喋る人で面白かったので、イチゴが外部に思い切り飛び出したイチゴ大福を買い食しました。
国道152号線・メルヘン街道を真っ直ぐ東から北へ。道中、白樺湖へ立ち寄りました。
ここで足漕ぎの白鳥ボートに乗る同行者たち。しかし定員は3名!
ちゃいこ「でっちゅうさんだけサイクルボートで」
サイクルポートって自転車を改造したようなやつです。当然一人乗り。いやイジメやんけ。管理のオッチャン曰く「アレより速いから意外と楽ですよ」と。速いなら良いや。
漕ぎ出して気付きましたが、ろくすっぽチェーンのメンテがされていないらしく、漕ぐたびに錆でギチギチと音を立てます。少し強めに漕ぐとチェーンがスプロケットから飛んでいるような感触があるし、あまり激しく漕ぐと外れそうだなぁ、なんて思いながら。
そうこうしている内に、方向転換したい場面が出てきたので逆漕ぎしたんですね。アヒルボートなんかでも逆漕ぎでバックできるじゃないですか?じゃあ逆漕ぎするじゃん?
と、その刹那
「バツン」
同行者たちは遠めにゲラゲラわろてました。わかる。
こうなるとお手上げで、前にも後ろにも進めません。オールも無いので、手足で漕いで進むしかないかと。ただただ孤独に湖上を漂うのみとなり、流木並の存在と化した私は、桟橋に戻るため白鳥野郎に牽引されるのでした。
なに笑とんねん。
気を取り直して再出発。付け焼き刃的対処ではあるものの、○レ5-56も吹いてもらったので少しはマシになりました。今度は湖の桟橋から遠いエリアを目指します。よくわからない噴水があり、その風上側には氷柱ができていました。やはりこの辺りは標高も高いし寒いのかねえ。
調子が良くなったマシンと共に気持ちよく走っていたわけですが、
「バツン」
はい解散。また白鳥殿に引かれ試合終了です。
湖畔には昔栄えていたであろうホテルのような廃墟があったり、二昔前の観光地感が漂っていました。この白樺湖、人工みたいですよ。
白樺湖はオマケなので、目的地の長門牧場へ向かいます。いつだったか、「大和牧場」へのルートを検索して目的地が出てきませんでしたが、自分の思考回路がお察しなことがわかりました。
長門牧場着です。この辺りの牧場は土地が広いのもあって、ガチ牧場ですねえ。道も広くて走っても楽しくて。本当に最高。ひとまず、ご飯です。
ハンバーグと牛乳をいただきました。めちゃウマ。
食べられるものは何もかも美味しそうでした。
ところで牧場に置いてある「白いラップでグルグル巻きにされたアレ」ですが、正確にはロールベールラップサイロと言うらしい。
良い光景ですねえ!
これが積み重なっていたので、5歳児たちは登るのでした。
しかしまあ、なんと景色の良いことでしょうか。
「映え」ってやつだなあ。
屋外にはMassey Fergusonの古トラクターが置いてあり、自由に乗り込んで遊ぶことができます。当然不動です。
ソフトクリームを食べたり。350円也。美味!
さて。初日の目的は達しました。キャンプサイトへ向かいます。ちょっと道が悪いのよね。同乗者が酔わないように運転するにはどうしたら良いか、は永遠のチャレンジです。コップの水を溢さないように・・・ができるかはわかりませんが、気持ちとしてはそれ。
閑話休題。
キャンプ場へ着きました。
さっさとテントを張って風呂に入るぞ!
実は今回はこのテントが非常に重要です。コイツの為に来たと言っても過言ではない。初の実戦投入となるポーランド軍の放出品です。
詳細は他の機会に書こうかと思いますが、設営自体は簡単そのもの、マニュアルはまったく不要です。カッコよさに説明は要らんのですよ。
どうや?ええじゃろ?
キャンプ場の近くには「せせらぎの湯」なる入浴施設があり、気軽に利用することができます。寒い山中で身体を暖めることができ最高のお湯でした。やはり湯船は良いねえ。
その後はお楽しみの食事。勿論肉を焼きますよ!
何も考えずに火を眺めるのは良いものですねえ・・・
二日目(April 29th, 2019)
この日は日付が変わった辺りから雨が降り始め、朝方には氷点下まで冷えたような気温でした。テントを雨粒が叩く音が心地良く、少し冷えるなと早めに目が覚めるのも悪くありません。
朝は非常食としてのアルファ米を食べたのですが、全然美味いですね。アレ。冷凍ご飯より遥かに美味いよ・・・おじさんびっくりしたよ・・・
卵スープの暖かさが沁みました。
さて、二日目は体を動かしますよ!
説明は不要。初めはこの高さは怖いですが、徐々に慣れるのと、命綱に対して芽生え始める信頼感から、思いの外普通に楽しめます。アホになりましょう。そうすれば楽しいさ。
このあと、松本に戻りますが、キャンプ場に帰る道中のワイナリーに寄り道します。
ワイナリーに到着後、一旦お手洗いに・・・そこから戻ると、同乗者共は三人とも試飲を開始していました。ひでえ話だ・・・超絶羨ましい・・・
というわけで一人だけ飲めないので、仕方なく勘で買って帰ります。味はわからんwww
また松本に戻り、「どんぐり」さんで夕食。山賊焼き&カットステーキ単品を注文しました。なかなか結構なボリューム。直前にコンビニで買い食いしたため、付け合せのスパゲティが胃に収まりませんでした・・・ステーキソースがガッツリニンニクが効いてて美味かった!
席が空いているからと広いスペースにも案内していただきました。良いところだったYO!
食後に少しフラフラしました。
さて、キャンプ場に戻ります。が、その前にお風呂!近くにあった白糸の湯へ。
少し奥まった場所にありますが、300円で温泉エンジョイできます。破格やろ・・・
暖まった後は帰ります。キャンプ場までの道路は結構な急勾配でした。少し車高下がってると簡単にガリガリ行きますのでご注意。ちなみにぼかぁ3日間で2回ガリッたよ!イェイ!
キャンプ場へ戻り、ワインと大t・・・長門牧場で買ったチーズで乾杯。
謎の儀式も行われました。こえーよ。
そうこうしている間に雨が降り始めたため、車内に退避してNintendo Switchでチョキッとスニッパーズを4人プレイ。操作をミスりまくって2度程切り刻まれました。
二日目終了!
三日目(April 30th, 2019)
深夜から早朝にかけて、ずっと雨でした。初日より激しかったかな。良いBGMですねえ。
昨日よりも暖かかったため、快適に寝ることができました。
最終日は予定無し!とりあえず松本に降りて、朝食のパン屋さんを探します。今回は「サパンジ」さんへお邪魔しました。
良いパン屋さんでした。店内に置いてあった「ぜつぼうの濁点」という絵本も気になりますね。凄いインパクトだ・・・
最後に「木曽漆器館」にて、オリジナルの箸を作りに行きます。これは当日の朝決定したものの、快く受け入れてくださいました。
1000円で箸を作れますよー。黒字に赤・赤字に黒の2パターンで、好きな模様を箸に入れることができます。漆は質感が良いよねえ。
木曽路を走っている時点で大変気持ち良い道でもあったのですが、到着して更に驚き。今年見た桜で最高に綺麗でした。平成最後の桜がこれほど見事なものだとは。更にこの景色を独り占めできるなんて・・・マジ感動ですよ(演:高良健吾)。
長野はまだまだ桜が咲いてました
— 花本ほだか🔧 (@hanamotohodaka) 2019年5月1日
(後半二枚は撮ってもらったよ!) pic.twitter.com/2csyAsn0W7
紹介してもらいました。
ぼちぼち予約の時間です。ひたすら箸にお絵かきします。
手袋をして作業します。漆は手に付くとかぶれます。
シンプルに、シンプルに。
ひと月ほどで仕上がり、送られてくるようです。楽しみ!
館内は資料館としての使い方がメインのようで、1・2階に諸々展示があります。GWなのに人も少なく快適です。
一通り見終わった時点で、15:30くらい。
せっかくこちらに来たので蕎麦を食べようということで、蕎麦を食べられる場所を探します。数百メートル先にお店がありました。
鴨南蛮そばをいただきました。年越しそばならぬ時代越し蕎麦です。
いよいよ旅も終わりに近づき、帰りたくないモードに入りました。
途中の贄川駅にて。
中央線がこんな良いところを通っているとは知りませんで。基本的に田舎大好きなので、いつか乗って旅してみようと思える場所でした。ゆったりと電車旅も良いね。
塩尻ICから長野自動車道に乗り、1つ目のみどり湖PAに入ったあたりで退位礼正殿の儀での天皇陛下のおことば。Twitter経由でしたが、こんな重大イベントをリアルタイムで視聴できる、良い時代になりました。こんなに有難いこともなく。
いよいよ平成の終わりを実感しつつ、無事に令和の時代を迎えることができるよう、気を張って運転します。
長野道から中央道に入り、山梨の境川PAで早めの夕食。
外観は非常に控えめ&普通ながら、驚くべき点はその食堂でして、スーパーボリュームの食事ができます。超お腹いっぱいになりました。それに総じて1000円以下と安い!また来よう。次はほうとう食べなきゃ!
それほど遅い時間帯ではありませんでしたが、特に渋滞に捕まることもなく無事に府中ICまで到着しました。
結局帰宅したのは10時半くらいでしたね。今回も無事帰りつけて良かった。
総括
・長野山梨はとにかく食い物が美味い!安い!最高!
・土地が広い!最高!
・ポーランド軍テントは案外普通に使えるし寒くもない!何よりカッコいい!最高!
・事故っちゃいないけど2回底擦った!最高!(???)
・令和だ新時代だ!最高!
というわけで、やはり長野は最高でした。また行かなきゃ・・・
そして無事迎えた新時代は我々から下の世代の時代であります。頑張ろうな!